メルペイあと払いと信用スコア

メルカリからのお知らせで、4月利用分から「メルカリ月一払い」が「メルペイあと払い」と名前を変えて、今までは1回利用ごとに100円の手数料だったのが、月末の清算(支払い)時に300円を取る形に変わるとのこと。



メルカリ月一払い、メルペイあと払いはクレジットカードを持っていない方、手元に現金が無い方でもとりあえず「今」買い物が出来る仕組みで、今月買ったものの支払いを翌月月末にコンビニ等で支払いが出来る仕組み。

月の限度額はメルカリBOX(ユーザーの質問箱)の過去の質問を見ると、利用者によってバラバラで、それまでのメルカリの利用状況や支払い状況を見て決められているようです。

手元資金の乏しい若年層に買い物をしてもらいたい、メルカリで買ったものをスピーディーに売りに出してもらってメルカリを活性化させたい、ということなのでしょう。

4月からメルペイあと払いになるにあたって、今までとは異なる点がもう一つありそうです。
それは、メルペイで決められた限度額以内であれば、メルカリだけではなく、メルペイが使える実店舗でもあと払いで買い物が出来てしまうということ。



過去記事:メルカリの売り上げが街での買い物に使えるように

これでメルカリの利用者は爆発的に増えるのではないかと思います。
今までクレジットカードが作れなかった所得層も手元に現金が無くてもコンビニなどで買い物が出来たり、ファミレスで飲食が出来てしまうのです。

ちゃんと翌月支払いをしてくれる真面目なユーザーが大半でしょうが、一部のダメユーザーが支払を怠ったりしたらどうするんだろう。。。。
とか、余計なことを想像しちゃいます。


話はちょっと飛びますが、皆様、「信用スコア」という概念をご存知でしょうか?
日本よりもキャッシュレス決済が進んでいる中国で形成されたシステムで、個々のオンライン通販やキャッシュレス決済などの行動をスコア化して、「模範的な行動」が出来ているかどうかを評価できるようになっているのです。

中国社会で活用が進む信用スコアは日本社会でも普及するのか? | MUFG Innovation Hub

つまり、通販で買い物をしたのに支払いができなかったり遅れたりした場合、この信用スコアは低下し、逆に変なクレームも入れずにきちんと支払いをする人のスコアは上がっていきます。

そして、このスコアの高低によって、何かを借りるときのデポジット額が変わったり、結婚する際の指標になったりしているとのこと。

さすが、一党独裁の中国だなあ~と他人事のように思うなかれ。

実は日本でも各社がこぞってキャッシュレス決済に参入している理由はこの「信用スコア」を構築したいからなのだとか。

もちろん、メルカリも参入を表明していて、メルカリでの支払い状況がスコア化されていくということです。

メルカリ/メルペイの信用スコアの仕組みと戦略とは? - dataway

もっと言うと、他のオンライン決済サービス業者と違い、メルカリは決済情報だけでなく物の売り買いにおける個人の誠実さという、大きな信用スコアの要素もしっかり把握しているモンスターカンパニーなのです。

メルカリ内で信用スコアが高くなると、短期的にはメルカリ内で有利に売買できるとか、あと払いの限度額が高くなるとかいうことがメリットとなるでしょう。

将来的に日本全体で信用スコアの概念が確立されて来たとき、スコアが悪いと一体どんなデメリットが発生するのか???
考えるとぞっとします。

メルカリを侮ると、人生を棒に振る。
そんな時代が近い将来到来するかもしれません。


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